「瀬谷を花で盛り上げたい」と瀬谷西高校３年生約３００人が５月26日、フラワーロードプロジェクトを行った。





　同校は高校再編に伴い、２０２３年度に瀬谷高校と再編・統合される。生徒らは23年３月31日の"完校"に向けＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）に関する学習を進めており、学びの成果を「瀬谷西のレガシー」として地域に継承していくことを目指している。　　





　この日は、三ツ境養護学校の生徒やＰＴＡ、地元企業、地域住民らと連携して同校周辺に２５００本の苗を植えた。海軍道路沿いの約１・５Kmにはサルビアやマリーゴールなどが植えられ、同校は「平和の象徴として花が咲き誇るフラワーロードとして、地域に愛される道路になれば」としている。





　今回植えられた花は９月ごろまで咲く見込み。その後は横浜市政策局共創推進課の支援を受け、抜いた花は廃棄するのではなく、有機肥料となりリサイクルされ、11月に再度植栽する時に肥料として使用される。同校は"フラワーループ"という言葉を使い、枯れた花で作った肥料で花が咲き、それがミツバチの蜜源となるような花を通じた地域循環共生圏づくりを目指す。