戸塚区に拠点を持つ女子ラグビーチーム「YOKOHAMA TKM」が4月23、24日、埼玉で行われた国内最高峰の7人制ラグビー大会(※)で創部以来の初優勝を果たした。27日には戸塚区役所に國本直哉区長を表敬訪問、惜しみない賛辞が送られた。
今回優勝したのは、「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ」の熊谷大会。12チームが出場する女子ラグビーの最高峰大会だ。3グループがリーグ戦形式で勝敗を決め、各上位2チームがトーナメントで最終成績を決める。TKMはグループ2位で通過した。
圧倒的な強さ示す
トーナメント第1戦では日本体育大学(青葉区)と争い、39対0で完封勝利。続く準決勝は昨シーズン1位のながとブルーエンジェルス(山口県)相手に、24対19で勝利をもぎ取った。
決勝戦は、リーグ戦で敗戦を喫した昨シーズン2位の東京山九フェニックス(東京都)。前半でトライとキックを1本ずつ決め、続く後半でも2本のトライを奪取。守備面でも失点を許すことなく、17対0の完封勝利を果たした。
「信じられない」
大会後の区長訪問では、7トライを決めMVPにも輝いたニュージーランド出身のグレイス・ククタイ選手が「楽しくプレーができた。今回の大会でチームとして大きく成長できたのでは」とコメント。長谷部直子監督は「毎年優勝を掲げてやってきたので本当にうれしく思う。今年は"走り続けること"をテーマにやってきた。その成果が出たのでは」と話し、松永美穂主将は「いまだに信じられない状態で、本当に良かった。これからも応援してくださる方々に元気になって頂けるよう、一歩一歩頑張っていきたい」と話した。
訪問を受けた國本区長は「優勝の報告が聞けて非常にうれしく思う」とたたえながら、「自分もサッカーを小中高大まで続けてきたので、ラグビーもサッカーも走るという意味でもすごく共感できる。次も優勝目指して頑張ってほしい」とエールを送った。
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