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戸塚区・泉区版 公開:2025年3月27日 エリアトップへ

学びの充実化を図るため、横浜薬科大学などと協定を結ぶ、横浜富士見丘学園高等学校理事長・校長の 永川 尚文さん 中区在住 59歳

公開:2025年3月27日

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永川 尚文さん

静かな闘志を燃やす

 ○…教育活動の充実化を図るため、戸塚区の横浜薬科大学と連携協定を結ぶ同学園。今月、同大教授が漢方を使った入浴剤の作り方を講義した。「大学が持つ知見を生徒に伝え、学びを深化させたい」。静かで穏やかな語り口の中に強い向上心をにじませる。東京理科大、フェリス女子大、桜美林大とも結ぶ同様の協定を、”絵に描いた餅”にしない方針だ。

 ○…前職は東急不動産に勤務。前理事長からの要請を受け2019年、中高一貫校の同学園理事長に就任した。「学園をもっと良くするために改革が必要な時期だった。声をかけてもらってチャンスだと思った」。昨年からは校長職も担い、矢継ぎ早に新たな手を打つ。世界80の提携大学に英語と学校の成績で合格できる海外大学指定校推薦制度の導入、次年度からは中高ともに男女共学クラスに編成するなどがそれだ。「校長就任前に数学の中高教諭一種免許も取った。先生たちのご苦労もよく分かった」とほほ笑む。

 ○…京都府生まれ。着物職人の父親からは「跡は継がなくていい。自分の人生を生きろ」と背中を押された。京都大学に進学、将棋とスキーの複合競技にも熱中した。企業人としては街づくりや資産運用業務などに携わる。「チャレンジできる社風で育ったことが、いま生きている」。妻と息子二人との時間も大切にしつつも、「休日は少ない。でも好きなことだから」と意に介さない。

 ○…野球部や柔道部の創立も視野に入れる。生徒がやりたいことに挑戦できる基盤を整えたいという。「私が生まれ変わったらどんな学校に通いたいか。勉強、クラブ活動が充実し、自由な風が吹いている……。そう。そんな学校にしていけたら」。目標を見据えて歩みを続けていく。

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