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公開日:2026.09.10
富士通RW宮澤夕貴選手 「ありのままの姿で挑む」 病抱え、秘めた覚悟と決意
泉区の岡津小・岡津中出身で、女子バスケットボールWリーグ・富士通レッドウェーブに所属する宮澤夕貴選手(33)が自己免疫の病気「バセドウ病」であることを公表した。日本代表としても期待が掛かる中、「病気を言い訳にせずバスケを楽しみたい」と強い覚悟で挑む。
本当はずっと言わないでおこうかと――。周囲の知人や友人に打ち明けた際、同じ病気や体の不調に悩んでいる人が多いことを知り、「コートで元気に頑張る姿を見せることで、同じ病気で闘っている人の励みになれるかも」。そう感じ、誕生日前日の6月1日、自身のSNSで公表した。
葛藤ともどかしさの連続だった。体調の波でパフォーマンスに影響が出ても、事情を知らないチームメイトやスタッフには「いろいろあって」と言葉を濁し、隠し事をしているような申し訳なさと焦りを感じていた。「バレないように過ごすのではなく、病気を受け入れてプレーする姿を見てほしかった」。33歳の新しい自分としてコートに立つ道を選んだ。
W杯にも主将で
現在は投薬しながらコンディションを整える日々。体調と向き合い高いレベルでプレーすることは容易ではない。それでも前を向く理由は、自身の気持ちの変化だ。「支えてくれる周囲の人のためだけでなく、バセドウ病の人のためにも。病気があっても頑張り続けられるという姿を見せたい」
現在ドイツで開催されている女子バスケW杯では、日本代表の主将としても活躍している。今季意識するのは「仲間とバスケットボールを心から楽しむこと」。「自分が暗い顔をしていてはチームに良い影響を与えられない。苦しい状況でも楽しんでプレーすれば、仲間もファンの人たちもポジティブになれるはず」
病を受け入れ、応援してくれる人に勝利や最高のプレーで恩返しを誓う宮澤選手。「家族や友人らと会場に足を運んでもらい、生のプレーを楽しんでもらえたら」
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