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観光入込客数 磯子・金沢 日帰り44%増 回復傾向もコロナ前に届かず

経済

掲載号:2022年6月23日号

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 昨年一年間(2021年1月〜12月)の横浜市の観光入込客数(実数)や観光消費額がこのほど発表された。磯子・金沢エリアの入込客数(のべ数)は宿泊で約4万9千人(昨年対比2・8%減)、日帰りで約282万人(同44%増)だった。回復傾向はみられるものの、依然、新型コロナの影響が見られた。

 観光入込客数(実数)は、市内117の宿泊施設や99の観光地点の利用者のべ数、聞き取り調査から算出した平均宿泊数・立ち寄り箇所などをもとに推計。消費額は、観光入込客数と聞き取り調査から算出した平均消費額で計算している。

 発表によると、横浜市内全体の観光入込客数は宿泊で約278万人(昨年対比14・9%減)、日帰りで約2257万人(同73・4%増)。宿泊施設の利用者のべ数は約420万人で昨年から約21万人増だが、平均宿泊数が伸びたため、入込客数はマイナスとなった。

 また、観光消費額は宿泊で699億円(同25・6%増)、日帰りで1070億円(同116・7%増)と回復傾向が顕著になった。だがラグビーW杯などの影響で過去最高を記録した19年と比較すると、宿泊・日帰りともに50%以上、減額している。

 市文化観光局の担当者は、「回復傾向ではあるものの、コロナ前と比べるとまだ完全ではない。キャンペーンなどで観光需要を呼び起こしていきたい」と話した。

「業界は依然厳しい」

 エリア別は市内243カ所にアンケート調査を実施し、のべ数の入込客数を集計した。磯子・金沢エリアは、海の公園や金沢動物園、ホテルニッコーなどが調査対象。日帰りは、20年の約196万人に対し21年は約282万人と44%の増に。一方、宿泊は20年の約5万人に対し21年は約4万9千人と微減になった。

 金沢八景駅近くにある31室のホテルニッコーは、利用者の95%がビジネス利用。19年は利用者が半減したものの昨年は通常近くまで戻ったという。ただ、以前のような相部屋はできず、Ⅴ字回復とまではいかないようだ。「業界全体としては依然厳しい印象。特に感染症対策にコストがかかるので、行政の支援があれば」と話した。

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