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中区・西区・南区 社会

公開日:2022.02.03

中華街招福門
老舗の調味料で横浜再発見
27日まで「横浜醤油」とコラボ

  • 今回使用した横浜醤油の商品を手に武井総料理長

  • 醤油の風味を生かしたメニュー

 横浜中華街の広東料理店「招福門」=中区=が、横浜市内の調味料製造元とコラボレーションした特別メニューを期間限定で提供している。

 「ハマッ子レガシー物語」と銘打ったフェアは、各社の調味料をPRすることで横浜の魅力の再発見につなげようと企画。第1弾では「岩井の胡麻油」=神奈川区=の胡麻油などを使用したメニューを販売した。

 2月27日までは第2弾として、市内唯一の醤油醸造所「横浜醤油」=神奈川区=の醤油などを使った点心を数量限定で提供している。

 常務執行役の北村徹さんは「地元でも意外と食べたことがないという人も多い。点心を通じて老舗のこだわりの味を知ってもらえたら」と話す。

主役は「醤油」

 看板商品の濃口醤油「金ラベル」で煮込んだ豚角煮や、醤油の製造過程で生まれる醤油粕を具に練り込み「食べるしょうゆ」で味わうシュウマイなど3種。「主役の調味料を際立たせる工夫をした。3種それぞれの異なる味わいを楽しんで」と武井賢治総料理長。配膳ロボットによるワゴンサービスで提供される。

 25種の香港飲茶食べ放題や前菜、高級中国茶、北京ダック、フカヒレ入り五目スープ、デザートが付くコース仕立てで、大人3500円(子ども料金あり)。2時間制。

 今後も「日本味噌」=神奈川区=や清水屋ケチャップで知られる「横濱屋本舗」=金沢区=とのコラボメニューが続く。問合せは【電話】045・664・4141。月曜休(祝日の場合翌日)。

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