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公開日:2026.07.13
山手警察署 詐欺被害防止に感謝状 警察騙る手口を見抜く
山手警察署は7月3日、管内に住む70代男性が特殊詐欺の被害に遭うのを防いだとして、野村證券(株)渋谷支店の漆山由加里さん(37)に感謝状を贈呈した。
漆山さんは、6月に証券口座の残高確認の電話をしてきた男性の焦っているような様子に違和感を抱いた。話を聞くうちに「マイナンバーカードが悪用されたと警察から言われている」と伝えられたため、詐欺を疑い、上司にも共有した。
その場では電話は切れてしまったが、何度も連絡を試みた。翌日電話がつながると、警察に行くように説得。その甲斐もあり、男性は山手署に相談に行き、被害に遭わずに済んだ。漆山さんは日頃から顧客とのコミュニケーションを大切にし、普段と様子が違う時や大きな資産を動かそうとする時には何に使うかを聞くようにしているという。また、社内で特殊詐欺の事例が共有されており、防犯意識の高さが被害の防止につながった。
佐々木進署長は「手口を知ることで被害を防ぐことができる」と話す。知らない番号や海外からの電話には出ない、留守番電話設定にする、警察などの公的機関を名乗る電話がかかってきたら、番号が正しいかを必ず確認するなどの対策をすることを呼びかけている。
県内で昨年比+32億
神奈川県警によると、今年1月から5月末までの特殊詐欺の認知件数は1281件で、昨年同期比157件増。被害額は約113億900万円で、昨年同期比約32億4000万円増。件数・被害額とも増加している。
最も増えているのがSNS型投資詐欺。警察官を騙るニセ警察詐欺とともに、被害に遭った人のうち60歳以下が50%を超えるという。幅広い年齢の人が詐欺の手口を知り、対策をすることが求められている。
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