市政報告 ヒアリ定着防止の取り組み 民進党 横浜市会議員 いとう 純一
「ヒアリ」は刺されると火傷のような痛みが生じることから漢字表記は火蟻。赤茶色の小型のアリで、毒性が強く刺されるとアレルギー反応により死に至ることもあるため、特定外来生物に指定されています。南米中部原産ですが、現在では米国をはじめ、環太平洋諸国で確認されています。
昨年までは日本での生息は確認されていませんでしたが、6月9日に兵庫県尼崎市で初確認されて以降、各地で確認が相次ぎ、横浜では7月14日本牧ふ頭にて700匹(サナギ、幼虫含む)が確認されました。
発見場所は、一般市民の立入が制限されている港湾エリアのコンテナターミナル内で、私も常任委員会委員として24日に現地を視察しました。中国、台湾等からのコンテナが置かれていたアスファルト地面の割れ目で確認されましたが、全て殺虫剤により処分されており、捕獲トラップが設置されている状況でした。
市は、環境省及び国土交通省と連携し、殺虫餌の設置、コンテナヤード舗装の補修、荷主への注意喚起等の対策を進めています。引き続き、環境省の調査状況を踏まえながら定着防止に全力で取り組みます。
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