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南区 社会

公開日:2020.07.02

桜木町
駅周辺 大きく変化
市庁舎移転や商業施設

  • 全面供用が始まった市庁舎

 横浜市庁舎の移転などにより、桜木町駅周辺の様相が大きく変化している。JRの駅は新改札がオープンし、市庁舎とつながる歩行者専用の「さくらみらい橋」が6月25日に開通。駅から北仲通地区、野毛エリアの回遊性が向上し、まちの風景も変わる。

32階建てへ

 関内駅そばにあった市庁舎は馬車道駅そばに移転し、地上32階建てに生まれ変わった。4月から段階的に引越しが始まり、6月中に移転を終えた。29日に全面供用開始となり、1、2階部分の商業施設「ラクシス フロント」がオープン。まずは1階の「スターバックス」や2階のすし・そば店「海風季」など5店舗がオープン。レストランなど残りの14店舗は夏ごろに開店する予定。

南口に新改札

 JR桜木町駅の新しい改札「新南口」が6月27日に供用開始。午前7時から午後10時30分まで使用できる。同日には改札直結の商業施設「CIAL桜木町ANNEX」と「JR東日本ホテルメッツ横浜桜木町」がオープン。「CIAL―」には、5つの専門店(ミートダイニング、洋食屋、ベーカリーショップ、スイーツショップ、バー)が集まるフードホール「KITEKI」やスーパー「成城石井」などが出店した。

 新南口と市庁舎を結ぶ「さくらみらい橋」は全長約232m。通路部分には屋根が設けられている。桜の名所、大岡川に架かることや未来へのイメージから公募で名称が付けられた。

 市庁舎2階から、大岡川を渡った先でクロスゲートビル方面と新南口改札方面の二手に分かれる。改札方面階段付近には昇降用のエレベーターも併設された。

 周辺では一部店舗のみが先行オープンしていた商業施設「北仲ブリック&ホワイト」が6月25日に正式開業。新しい横浜の表情に注目が集まる。

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