六つ川台小学校(本間明校長)の6年生が国宝の「鳥獣人物戯画」についてまとめた約6mの絵巻が南図書館に2月19日まで展示されている。
制作のきっかけは、スタジオジブリの作品などを手掛けたアニメーション作家、高畑勲さんの「『鳥獣戯画』を読む」。この作品は高畑さんが鳥獣戯画を独自の視点で解説したもので、小学6年が国語の授業で学ぶ題材となっている。高畑さんのように想像を膨らませ、広い視野で物事を捉える力を身に付けてもらうねらいがある。
児童は昨年12月、鳥獣戯画の一場面を解説した文章を書いた。学習成果を地域に発信したいという思いから、6年1組の22人の作品を絵巻にして南図書館に展示。2月5日に1組の有志と担任の有馬広貴教諭が設営に携わった。
児童は「授業で身に付けた広い視野と想像力は日常生活にも活かされると思う。今後もいろいろな作品を読みたい」と話した。有馬教諭は「多面的に物事を考える習慣は、良い人間関係を築く力にもなる」と話し、児童に自主性が表れたことが成果だとしていた。
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