南区役所は、ごみの出し方を紹介した動画のハングルとタガログ語版を新たに作成し、市のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで公開を始めた。これまで、日本語、英語、中国語の３言語版を公開しており、外国人住民にルールを理解してもらえるようにしている。



　ごみの出し方をめぐっては、複雑な分別ルールなどが外国人から分かりづらいという声が以前からあり、外国籍住民が市内で３番目に多い南区では、課題になっていた。２０１９年に日本語、英語、中国語による説明動画を作成した。



　今回のハングル、タガログ語版は、ごみの出し方の基本ルールを説明した約２分のダイジェスト版とごみと資源物分類のポイントを紹介した約２分50秒の詳細版の２種類。動画の最後にはこの取り組みに協力したＪリーグの横浜ＦＣのクレーベ選手と松尾佑介選手からのメッセージもある。また、横浜南央ロータリークラブも事業に協賛した。



　資源循環局南事務所は「先に作成した中国語版なども分かりやすいと好評」とし、今回の２言語版も動画の二次元コードを外国人住民が多く利用するごみ集積場所に掲示し、普及を図る。