横浜南法人会
公益社団化10周年祝う
3月28日
横浜橋通商店街の空き店舗を使った大学生による「いと―をかしプロジェクト」の第2弾企画となる写真展「つなげたいもの展」が8月23日に始まった。9月5日まで。
同プロジェクトは、まちの記録や商店街と人をつなぐ目的で始めたもの。商店街事務所並びの菓子店があった場所で、横浜市立大学3年生の小林璃代子さんら大学生5人が進めている。第1弾企画として7月25日から31日まで駄菓子を販売し、まずはプロジェクトの存在を広めた。
写真展は、小林さんの出身校である横浜清陵高校の写真部が高校写真部の全国大会である「写真甲子園2021」の本戦に出品するために撮影したものを展示している。テーマの「未来」に合わせ、横浜橋通商店街と三吉橋通商店街を中心に、伝統文化や日常など「(未来へ)つなぎたいもの」を意識して撮影した作品を展示した。
小林さんとプロジェクトを進める鈴木茉凛さんさんは、同校写真部時代の2018年に写真甲子園で準優勝した時のメンバー。後輩の作品を展示しながら、商店街の魅力を伝えようとしている。
働く人の魅力伝える
写真は商店街で働く人を中心にした組写真。撮影したのは同校写真部の神吉鈴さん、松木虹湖さん、森垣結衣子さんの3人。本来、写真甲子園の本戦は北海道・東川町を訪れて現地で撮影していたが、コロナ禍のため、各校が地元で撮影したものを提出する形になっていた。顧問の池田玲教諭は「南区が誇る横浜橋、三吉橋で多くの笑顔を集められた」と話す。
小林さんは「訪れた人から、自分がカメラを使っていたころの話を聞いたり、写真を見て昔の風景を教えてくださる方がいて、この場所をきっかけにつながりが生まれている」という。
小林さんらは写真展に合わせ、横浜橋・三吉橋エリアの「つなぎたいもの」をテーマにした写真の公募を始めた。9月17日まで受け付ける。
写真展は9月5日までで、月曜日〜木曜日は午前10時30分から午後4時、金、土、日曜日は午後1時から7時。詳細は同プロジェクトのFacebookページ(https://www.facebook.com/shitamachinookashi/)で。
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