支援自販機（右）の設置を喜ぶ関係者たち
関東学院中学校高等学校＝三春台＝は９月24日、障害者支援などを目的とした「スペシャルオリンピックス支援自販機」を校内に設置した。
この自販機はコカ・コーラ社の協力の下、知的障害者のスポーツの場や発表の場を提供している国際的なスポーツ組織「スペシャルオリンピックス」が設置を進める。売上の一部は、アスリートの育成や健康増進などに充てられる。
県内の教育機関への設置は同校が初めて。この日、行われた式典には森田祐二校長、スペシャルオリンピックス日本・神奈川の剱持睦子会長らが出席。中学生徒会長の宮澤日陽さん、高校生徒会長の籾井海晴さんが設置に対する思いを話した。
宮澤さんは「ＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）の一環になる取り組みだと思う。活動が一部に留まらないよう、広く発信したい」と話し、友人に呼び掛けていくという。籾井さんは「『人になれ 奉仕せよ』という校訓を意識し、できる限りこの自販機で飲み物を買いたい」と笑顔で語った。
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