横浜企業経営支援財団（ＩＤＥＣ横浜）は新型コロナウイルス感染症の影響を受けた市内の小規模事業者向けに、訪問やオンラインでの経営相談を無料で実施している。

　「どんな補助金が使えるか知りたい」、「インターネットでの商品販売方法を知りたい」などの経営の悩みについて、中小企業診断士等の専門家が相談に対応する。

　戸塚区にある日本イー・エム・イー株式会社は、電気部品や自動車部品等を作る製造業。社長の菊地晃さんは「補助金の申請に関し、事業計画書の策定をしたい」とＩＤＥＣ横浜に相談を依頼。「コロナ禍で売上が減少した時期もあったが、事業の現状分析を行う中で、課題を整理できた」と話し、今後も相談を継続したいという。

　対象者は市内に事業所があり、常時使用する従業員が製造業・建設業・運輸業・その他の業種は20人以下、卸売業・小売業・サービス業は５人以下の小規模事業者や個人事業主。ＩＤＥＣ横浜では「どんな小さな悩みでも結構です。まずはお気軽にお電話をください」と呼び掛けている。

　申込は小規模事業者コロナ禍特別相談窓口（ＩＤＥＣ横浜）【電話】０４５・２２５・３７１９（午前９時〜正午、午後１時〜５時。土日祝は休み）。

公益財団法人横浜企業経営支援財団

横浜市中区日本大通11番地 横浜情報文化センター7階

TEL:045-225-3719

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