南区役所は、飲食店と店舗にまつわる思い出を区民らから推薦してもらい、南区らしいエピソードを持つ店舗を「みなみのおすすメシ」として認定する事業を始めた。7月8日に推薦受付を開始し、10月末まで受け付ける。来春には「おすすメシ」を30店程度発表する予定で、南区の「食」の魅力発信とコロナ禍で苦しむ飲食店支援を進めていく。
南区役所は、多くの人にとって身近な「食」を通して区の魅力を再発見してもらい、それを内外に発信することで、飲食店支援につなげようと、「みなみのおすすメシ」を初めて企画した。味もさることながら、店主の人柄や推薦者の人生や生活に豊かな影響を与えたようなエピソードを募っていく。
推薦対象は、南区内にある飲食店(食品衛生法に基づく飲食店営業許可を有する店舗のうち、客席があるもの)。推薦できるのは南区在住、在勤、在学者。飲食店関係者の自薦も可能。
エピソードも
募集は10月31日まで。推薦が多かった店舗の中から、南区らしいエピソードを持つ店を「みなみのおすすメシ」として認定する。認定は来年3月頃の予定。
南区では2015年に区民投票によって土産品を決めるコンテスト「みなみやげ」を実施。区民らから約3500票の投票があり、和菓子やパンなど上位8品を「みなみやげ」として認定したことがある。
「おすすメシ」は味だけでなく、店にまつわるエピソードを募るのが特徴で、下町情緒あふれる南区の魅力を発信できるよう、区が認定店舗のPRを行う際には、寄せられたエピソードを活用することもあるという。
応募は区役所、地区センターなどで配架しているチラシに付属するはがき(郵送料不要)か専用のWebページ(「みなみのおすすメシ」で検索)で行う。推薦者から抽選で20人にクオカード1千円分がプレゼントされる。区は「あなたのおすすめの飲食店を教えてほしい」と呼び掛ける。
問い合わせは区役所区政推進課【電話】045・341・1232。
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