神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
保土ケ谷区版 公開:2024年7月19日 エリアトップへ

手足口病 警報レベルで流行中 横浜市衛生研究所が手洗いの励行を呼び掛け

社会

公開:2024年7月19日

  • X
  • LINE
  • hatena
7月8日〜14日の手足口病の患者報告数
7月8日〜14日の手足口病の患者報告数

 横浜市衛生研究所は7月18日、ウイルス性感染症の手足口病の患者報告数が3週連続で警報レベルを超えたと発表した。同研究所の感染症担当者は「全国で手足口病の患者が急増している」と注意を呼び掛けている。

警報基準の約3倍

 横浜市内では、定点あたりの患者数が2024年第26週(6月24日〜6月30日)に 7・22 と警報発令基準値の5・00を超え、第27週(7月1日〜7日)で10・97、第28週(7月8日〜14日)は14・84と急増している。

 同担当者は「コロナ禍の影響下にあった20年から23年は、手洗いなどのコロナ対策がに手足口病の予防にもなっていたが、今年はコロナ前の2019年と同様のペースで増加中。今後もさらなる流行拡大が予想される」と警鐘を鳴らす。

大人も感染

 手足口病は代表的な夏風邪の一つ。通常3〜5日の潜伏期を経て、手や足や口腔内などに2〜3mm程度の水疱性発疹が出現する。熱は多くが38℃以下。約1週間で自然に治るが、ごくまれに髄膜炎・脳炎などの重い合併症が起こる場合もある。

 横浜市内の報告患者の年齢構成は、1歳が31・9%と最も多く、0〜5歳が全体の93・2%と、子どもを中心に流行するが、大人も感染するため、注意が必要。

 水泡性発疹のほか、元気がない、頭痛・嘔吐、高熱などの症状が見られた場合は、速やかな受診が求められる。

流水で手洗いを

 手足口病のウイルスにはアルコール消毒が効きにくく、「患者の便にはしばらくウイルスが含まれるため、トイレの後やおむつ交換の後、食事の前には丁寧な手洗いを」と担当者は呼び掛ける。

 「GW後からコロナ、6月に入ってからはヘルパンギーナの患者数も増えている」としており、こちらも丁寧な手洗いが予防につながるという。

横浜市内の定点あたりの患者報告数の推移
横浜市内の定点あたりの患者報告数の推移

㈱横浜建材工業

屋根と外壁のプロ 屋根の無料点検実施中。瓦一枚からでも!

https://yokoken.com/

<PR>

保土ケ谷区版のローカルニュース最新6

仕事以外の楽しい「何か」発見!保土ケ谷区で始める地域活動のススメ

横浜開港月間に「パウ・パトロール」

横浜開港月間に「パウ・パトロール」

パレード参加やステッカープレゼント

4月28日

横浜市 ふるさと納税の独自サイト開設

横浜市 ふるさと納税の独自サイト開設

使い道、事業紹介に焦点

4月28日

社民が金子氏擁立へ

参院選

社民が金子氏擁立へ

75歳、元相模原市議

4月27日

連合神奈川が臨港パークでメーデー

連合神奈川が臨港パークでメーデー

賃上げへ団結誓う

4月27日

みなとみらいで今年も「スター・ウォーズ」イベント

あっとほーむデスク

保土ケ谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

保土ケ谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年4月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook