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鶴見区 人物風土記

公開日:2014.01.30

「三ツ池公園を活用する会」の事務局長として公園づくりに尽力する
佐々木 美智子さん
北寺尾在住 65歳

三ツ池守る影の立役者

 ○…「三ツ池公園は都市公園でありながら、豊かな自然が残っているのですよ」。真剣なまなざしで語りかける。桜の名所として知られ、希少種を含む様々な生物が生息する場所でもある県立三ツ池公園。その環境を守り活かすため活動する「活用する会」は、地域住民らがボランティアで参加し、公園と協力して植生調査や在来種保護のための外来生物調査、園内の畑や田んぼでイモや米作りなども行っている。公園側に意見や提案を行うなど、地道な活動で公園を支えて続けている。

 ○…30年以上前から鶴見に暮らす。「今の様に関わるまでは、『近所の公園』という存在。年に数回ぐらいしか訪れたこともなかった」。転機は2000年。三ツ池公園の公園づくりを県民参加で実施するためのワークショップに参加し、「市民が参加して作っていくものだと気付いた」。その後、ワークショップの参加者とともに結成したのが現在の「活用する会」だ。「福井の田んぼの真ん中で育った」という幼少時代。10代、20代には仲間と共に山歩きなどを楽しみ、常に自然が身近にあった。「若い頃から緑の中にいるとホッとする」と目を細める。

 ○…子育てを始めた頃から、食の安全などにも強い関心を持ち続けている。「昔は勉強はあまりしなかったけれど、関心を持つようになると知識を吸収することも楽しみになる」。できるだけ農薬などを使っていない食材を選ぶなど、家族の健康を細やかに気遣う主婦でもある。

 ○…着ているセーターに付けたハリネズミのブローチを見ると、真面目な表情がふっとやわらいだ。「ボランティア仲間がプレゼントしてくれたの。でも最近引っ越してしまってね」。少しさみしそうな表情で笑う。会の活動は、地域の人々とのつながり作りにもなっている。公園の自然を次世代につないでいくために、地域と共に、自らの手で公園を作っていく。

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