障害者と健常者が共にプレーするローリングバレーボールで、区内を拠点に活動する「にこにこ会」が、9月24日に座間市で開かれた神奈川県大会で優勝を果たした。2チームに分かれて出場し、「にこにこブルー」は前回から2連覇、「にこにこツルミ」は初の優勝となった。
ローリングバレーボールは、障害者のために考案されたスポーツ。バレーボールのルールを基本としているが、大きく異なるのはネットの高さ。床上30cmに設置し、ボールを転がして試合を行うため、歩行が困難な人でも、立ち膝などでプレーすることができる。
にこにこ会は、1996年に結成。脳卒中などで身体にマヒなどがある30代〜70代の12人が、リハビリなどを目的に月4回ほど集まり練習している。練習には、矢向のボランティア団体「マロニエ」のメンバーも健常者として加わっている。
勝因はアタック対策
昨年の前回大会で初優勝、この6月に行われた神奈川交流大会でも初優勝を達成。今大会でも、「にこにこブルー」はトーナメントをストレート勝ちで駒を進め、強さを見せつけた。
岩崎捷利会長は「強力なアタックにも耐えられるよう練習してきたことが勝因の一つになった。次回は3連覇を目指したい」と話していた。
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つるぎん27日に4月25日 |
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