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公開日:2026.08.27

鶴見税務署 外国籍の子に租税教室 夏休みの宿題を支援

  • やさしい日本語を使って租税教室を実施した

    やさしい日本語を使って租税教室を実施した

 鶴見税務署は8月18日、鶴見国際交流ラウンジのイベント「夏休み宿題教室」の一環で、外国籍や海外にルーツを持つ子どもたちに向けて区内で初めて租税教室を開いた。教室では、わかりやすい日本語や英語を交えたスライドが用意された。参加した約30人は楽しみながら税金について学んだ。

 同教室は毎年8月下旬に同ラウンジで開催されている。小学1年生から中学3年生までの海外にルーツを持つ子どもたちを対象に、通訳スタッフと共に勉強を行う取り組みだ。

 同ラウンジの小林広子館長は「中学生の夏休みの宿題に『税に関する作文』が出されているが、毎年作文を作ることを難しく感じている子の姿を見て来た。より楽しく、詳しく税を知ってもらおうと租税教室を依頼した」と経緯を話した。

 同ラウンジによると、社会科は外国籍の子どもが言葉の壁でつまずきやすい傾向があるという。

 宿題に出されている税に関する作文は、夏休み後半になっても残してしまう子が多いと言い、宿題のサポートを行う目的も込められている。

わかりやすさを重視

 同署は毎年区内10校以上の小中学校で租税教室を行っているが、外国にルーツのある子どもたちの前で行うことは初めて。今回の実施にあたっては、スライドに「Question」といった英単語をちりばめ、漢字には全て読み仮名を振るなど分かりやすいスライド作りが行われた。

 当日は同署職員と横浜中税務署税務広報広聴官が協力して教室を実施。中国語や英語の通訳スタッフ、学生ボランティアも教室をサポートした。韓国やスウェーデンなど世界各国の消費税率を問うクイズでは、ルーツのある国の問題に即答する場面も見られた。

 税金が使われている公共施設が紹介され、「銀行」が公共施設でないことを知ると参加者から驚きの声も上がった。

 租税教室を受けた寺尾中学校に通う男子生徒(3年)は「税について楽しく知れた。作文は学んだことを生かして書きたい」と語った。講師を務めた職員は「楽しそうに聞いてくれたことが一番。国籍等に関係なく、税について理解を深めてもらう機会は提供し続けたい」と話した。

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