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鶴見区 人物風土記

公開日:2026.03.19

リバーサイドガーデン・フラワーズの代表を務める
橋本 博幸さん
市場大和町在住 82歳

  • 橋本 博幸さん (写真1)

花壇整備から地域に笑顔を

 ○…かつては家電や自転車などが不法投棄されていた鶴見川沿い。その美化を目的に地元有志で作った団体「リバーサイドガーデン・フラワーズ」。6年ほど前から代表を務め、清掃や定期的な整備、水やりなど日々の管理に汗を流す。「菜の花が綺麗に咲いていると喜んでもらえる。それが私たちのやりがいです」と目を細める。

 ○…大分県日田市出身。緑豊かな環境で育ち、自然は常に身近な存在だった。就職を機に神奈川県へ移り、家電の部品製造に関わる技術職として活躍。1986年に鶴見へ引っ越した。定年までは仕事一筋で地域活動とは無縁だったが、退職後に糖尿病と診断され、「医者から『運動しないと死ぬぞ』と脅されて、慌てて色々な所を歩き回ったんです」と苦笑い。その散歩中、リバーサイドガーデンで同じ自治会の人が手入れしているのを見かけて手伝い始めたのが、地域活動に関わるきっかけとなった。

 ○…現在は鶴見グランドハイツ自治会の会長も務めている。日頃は自治会内の麻雀やボッチャ大会にも積極的に参加。「年齢を問わず誰でも参加できる真剣勝負は、いくつになっても手に汗握りますね」と無邪気な笑顔を見せる。

 ○…花壇整備の活動を続ける中で、地域を盛り上げるために最も大切なのは「あいさつ」と語る。「ひとこと言葉を交わすだけで、お互いの印象は変わる。散歩している人に挨拶するだけでも全く違います」とほほ笑む。活動の根底にあるのは「住み良い地域にしたい」という願いだ。「皆さんに花を見て楽しんでもらうのはもちろん、和やかな雰囲気の中で自然と挨拶や交流が生まれる、そんな環境づくりの一助になれば嬉しい」と、温かい眼差しで前を見据える。

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