鶴見区 政治
公開日:2026.10.15
2026横浜市長選 立候補者アンケート<8> 山下ふ頭再開発のコンセプトは
前市長の辞職に伴う横浜市長選挙が10月18日に投開票される。
立候補しているのは届出順に市民団体代表の藤川祥子(さちこ)氏(51)、前市長の山中竹春氏(54)、前衆院議員の中谷一馬氏(43)、弁護士の原澤敦美氏(59)、会社経営者の福山敦士氏(37)、建築家の山本理顕(りけん)氏(81)、共産党県委員会副委員長の浅賀由香氏(46)の7人。
タウンニュースは、市長選立候補者に最も訴えたい政策や財政、防災、地域コミュニティ、中学校給食、山下ふ頭再開発に対する考え方など、全14問のアンケートを実施した。その一部を紹介する。紹介は届出順。アンケートはタウンニュース社が運営する政治情報サイト「政治の村」で公開している。
◆質問◆2026年9月に事業計画が公表された山下ふ頭の再開発について、今後どのようなコンセプトで整備を進めるべきか、考えを教えてください。。
【藤川祥子氏】民設民営を見直し、市民参加の議論を進める。市民アンケートからは、市民が海や緑、憩いの場を求めていることが示されている。その市民の希望に沿った空間を作る。山下ふ頭だけで完結せず、交通の広がりも含め、地域の中小企業、商店にお金が回る、面的な展開が必要。
【山中竹春氏】山下ふ頭は市民の貴重な財産であり、何より「市民のための再開発」であることが大前提です。山下公園と連続する緑豊かな水際線を確保し、誰もが憩える空間を守る必要があります。そのうえで、適切なゾーニングによりエンターテインメントなど経済を豊かにする民間事業を展開するとともに、若者が挑戦・活躍できる環境をつくり、次世代が誇れる空間へと育てていくことが重要だと考えます。
【中谷一馬氏】山下ふ頭にカジノは誘致せず、市民や港湾関係者の皆様との対話を重ねながら、横浜の未来につながる再開発を進めます。港や水際線という横浜らしい資産を生かし、緑と海辺、文化、にぎわい、地域経済、市民の居場所がつながる、人を中心とした持続可能なまちづくりを進めるべきだと考えます。
【原澤敦美氏】都心臨海部再生の重要なプロジェクトとして、市民に開かれた魅力ある公共空間の形成と、新たな賑わいやイノベーションを生み出す民間活力の導入の両立が重要と考えます。なお、収益を生む民間事業という観点であっても、IRの再誘致は行わない考えです。
【福山敦士氏】埠頭機能を維持しながら積極的に活用すべきだと考えます。中小型クルーズ船の誘致や新たなモビリティサービス・水上交通の検討などを通じて、横浜の活性化と収益につながる場所として整備を進めるべきです。
【山本理顕氏】中華街や山下埠頭につくる「世界町家」のような観光地とするコンセプトで整備を進めるべきです。米軍と協力してつくる18世紀のアメリカのタウンをテーマとした瑞穂埠頭の「タウンシップ・タウン」とも連携させます。
【浅賀由香氏】山下ふ頭は市民の財産であり、民間事業者の収益を優先する大規模開発ではなく、誰もが自由に訪れ、緑と海辺を楽しめる公共空間を中心に整備すべきです。防災や環境にも配慮し、市民の意見を継続的に反映するとともに、民設民営ありきではなく、市が責任を持って公共性を確保する再開発を進めます。
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