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神奈川区 スポーツ

公開日:2022.04.21

ボクシング渡来選手
デビュー戦 TKOで勝利
神大寺からプロの舞台へ

  • 相手の顔面にパンチを当てる渡来選手(写真上)、試合後の様子

    相手の顔面にパンチを当てる渡来選手(写真上)、試合後の様子

 神大寺在住のボクサー渡来美響選手(23)が4月12日、後楽園ホール=東京都=でプロデビュー戦に挑み、TKOで勝利した。

 渡来選手は南神大寺小学校、松本中学校の出身で、武相高校と東洋大学ではボクシング部に所属。アマチュア時代は92戦77勝で、インターハイや国体、国際大会など数々の表彰台に登ってきた。

 今回の対戦相手となった柴田尊文選手には大学時代に2勝したこともあるが、柴田選手はすでにプロで2勝を挙げていた。またプロではアマチュアに比べ、小さくて軽いグローブを使用するため速く強いパンチを打つことができるほか、1ラウンド3分の3ラウンドから倍の6ラウンド制になるため、スタミナも求められる。その舞台を経験している柴田選手との試合前、渡来選手は「油断はできない」と気を引き締めていた。

優位な展開で相手を圧倒

 スーパーライト級で出場した渡来選手。当日は他階級の試合も行われる中、第4試合で登場。「会場入りしてからはワクワクが止まらなかった」と笑顔でリングに上がった。

 開始のゴングが鳴ると、ジャブを確実に当てていくことで試合の流れをつかみ、開始2分には左フックを顔面に打ち込んで最初のダウンを奪う。続く2、3ラウンドでは、相手のプレッシャーに対して身のこなしとパンチでけん制し、打ち合いになった際にはカウンターを決めるなど優位な展開に。

 その後迎えた4ラウンド、序盤に左右のストレートを顔面にヒットさせ、相手をふらつかせる。残り約30秒では、左アッパーから右ストレート、左フック2回の連打を顔面を浴びせたところで主審が試合を止めた。ほぼ有効打をもらうことなく、プロキャリアを白星でスタートさせた。

 試合後、渡来選手は「アマチュアとは違った緊張感でしたが、とても楽しい試合でした」と振り返り、「将来の目標は、聖地ラスベガスのメイン試合に出場し、世界チャンピオンに輝くこと。その第一歩を勝利で飾れて嬉しく思います」と満面の笑みを浮かべていた。

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