区制100周年へアンケート
神奈川区役所　８月末まで

100周年ポーズでアピールする区職員
電子申請の回答フォーム

　神奈川区役所は２年後の区制１００周年に向けて、区民等へのアンケートを８月31日（日）まで実施している。神奈川区への想いなどを聞くもので、２０２７年の記念イヤーに向けた施策の実質的な第一歩となっている。

全６問

　アンケートは１００周年の節目に向けて、区への愛着と地域のつながりを更に深める取組を推進することを目的に、区政推進課が実施している。横浜市の電子申請・届出システムで回答を受付中で、対象は神奈川区在住・在勤・在学者。

　設問は全部で６つで、「あなたの思う神奈川区の好きなところ・自慢」や、「神奈川区が今後どのようなまちになって欲しいか」、「区制１００周年をお祝いするために大切にすべきキーワード」など。

　アンケートの結果については、区制１００周年記念事業のテーマや各取り組みに活用していく予定。区では回答者の中から抽選で１００人に、神奈川区マスコットキャラクター「かめ太郎」のアクリルキーホルダーをプレゼントする。

　鈴木茂久神奈川区長も「区制１００周年に向けてのスタート。かめ太郎グッズも当たるので、ぜひ多くの方に応募していただけたら」と協力を呼び掛けている。

｢同期｣他の４区は

　２０２７年に区制１００周年を迎えるのは神奈川区のほか、鶴見区、中区、保土ケ谷区、磯子区の全５区。

　磯子区と保土ケ谷区は昨年、鶴見区と中区は今年３月にそれぞれ周年記念事業に向けた実行委員会を設立済み。すでに各区とも記念事業のコンセプトやキャッチフレーズなどを定めている。

　一方神奈川区では、今後11月に実行委員会を設置し、テーマの決定や記念事業等を検討していく予定となっている。

　他区と比べると出遅れている状況ではあるが、童話「うさぎとかめ」の亀のように、着実な歩みでの記念事業成功に期待したいところだ。