21日、関東を通過した強風を伴う台風15号は、区内にも多くの爪あとを残した。
特に目立ったのが倒木。街路樹や公園の樹木が根元から倒れる被害が相次いだ。管理する市道路公園センターでは緊急伐採など対処に追われている。
区内で倒木が確認されたのは公園28ヵ所、街路樹23ヵ所。同センターによると「記憶の中では過去最大の規模」と話す。
原因は「木が成長し大きくなり風を受けやすくなった。根が広く張れないため、耐えられなかった」とも話している。
現在、市では街路樹の再選定を検討しているという。成長しても低く、安全であることなどを条件に決めていきたいとしている。
市内では負傷者、住宅損壊も
市危機管理室によると22日現在の市内の負傷者は14人。内軽症者12人、中等症2人となっている。住宅被害は一部破損が18棟。区別でみると宮前区3棟、幸区5棟、高津区3棟、多摩区7棟。その他、住宅以外の一部破損が2棟、浸水が1棟があった。
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