専門医が分かりやすく解説 目のお悩みQ&A 第9回『花粉症の目の痒みの辛さはどうしたら?』
【目薬について】
目の痒みには抗アレルギー薬点眼が基本です。多くは1日4回ですが、最近2回で効果が続く点眼も登場し、使いやすくなりました。症状が治らない場合はステロイド点眼を併用します。ステロイドに抵抗感があるかもしれませんが、適切に使い、目のチェックを行えば問題になることは多くありません。痒みの予防が抗アレルギー薬、抑えるのがステロイドと考えて処方しています。尚、内服薬は痒みには限定的ですが、多少効果はあるとされています。
【目を洗うのは?】
1日3〜4回程度の洗眼は抗原を減らし症状改善の効果が望めます。ただ、大切な涙成分も流されてしまうため、過度な洗眼はよくありません。
【妊娠・授乳中の場合】
完全に安全とされる抗アレルギー薬はなく、症状が強い場合の有益性使用が推奨されます。点眼後に目頭を押さえることで全身への移行を防げます。ステロイド薬は比較的安全とされています。
【その他の治療】
花粉が飛ばない時期に始め何年かかけて反応を抑える『舌下免疫療法』と自己負担額は大きいものの効果も高い『抗IgE療法』があります。
【生活の注意点】
外出時はメガネやマスクを使用し、コンタクトは控える、バランスのよい食事等も大切です。
僕も花粉症で辛いですが、しっかり対策、治療して乗り切りましょう。
■たまプラーザやまぐち眼科/青葉区新石川3の14の14/【電話】045・913・0333/【URL】https://tamaplaza-eyeclinic.com
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