民間枠の聖火ランナーとして大磯町を走る 古川 由美子さん 土橋在住 56歳
感謝の思いで一歩一歩
○…宮前地区スポーツ推進委員として、地域のスポーツイベントなどに関わる。これまで副委員長などを歴任し、スポーツを楽しむ環境づくりを行ってきた。五輪への思いと、これまでの活動内容を作文にしたため、民間企業枠ランナーに応募。前回の東京五輪の年の生まれで、思い入れは強かった。吉報を受け、「まさか自分が、という思い。応援してくれる周りの人に感謝したいです」
○…京都府出身。宮前に移り住んだのは10才の時。小学生の頃から体を動かすのが大好きで、学生時代にはテニスに没頭した。夫との出会いは高校時代のテニス部。結婚後、生まれた娘2人もソフトボールに取り組むなど、家族全員スポーツ好きだ。今、一番打ち込んでいるスポーツはゴルフ。ドライバーで飛ばす爽快感が好きだが、それだけでなく「上手でも下手でも、広いところで気持ちよくプレーできるのがとても面白いですよね」と魅力を語る。
○…「なんとなく」で始めた委員活動も来年で20年。大会の審判など慣れないこともあったが、先輩の委員に助けられ活動を続けてきた。「宮前区は地域のつながりを大切に思っている人が多いので、続けることができた」。それでもまだやりたいことが沢山あるという。「偉大な先輩方と共に、地域の人たちがよりスポーツに親しんでもらえるような場所を作りたい」と情熱は衰えない。
○…待ちに待った大舞台。コロナで開催が危ぶまれる中で、多くの人から応援のメッセージを受け取った。走るのは大磯町の200メートル約2分。短い距離だが思いを込めて走る。「推進委員の活動を支えてくれた人たちへの敬意と感謝の気持ちを持って、堂々と走りたい」と本番に向け意気込んだ。
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4月26日
4月19日