NTT溝ノ口ビル(溝口3の2の5)にこのほど、新たな複合施設の計画が持ち上がった。ビル全体をリノベーションしてコワーキングスペースやダンススタジオがオープンするほか、敷地内に「街の広場」を設置。地域住民が集える場づくりを目指す。
同ビルの改修を手がけるのは、溝口の株式会社NENGO(的場敏行代表取締役社長)とリノベる株式会社(山下智弘代表取締役)=港区。計画では「BOIL(沸騰)」をテーマに掲げ、地域の誰もが楽しめる多様な施設を目指し、7月3日に竣工予定。ビルは3階建てで敷地面積は設備等を含めて3490・88平方メートル。一棟をリノベーションし、地元出身のオーナーによるコーヒースタンドや溝口で初となるビール醸造所が入るという。溝口が「ブレイクダンスの聖地」といわれることもありダンススタジオがオープンするほか、コミュニケーションの場としてコワーキングスペースも整備する。またビル前面の敷地を「街の広場」として整備。ベンチを置き植栽を行うことで、地域住民が休憩したり集える場を目指すという。「高津は歴史的に交通網が発達し、新たな価値観を生み出してきたエリア。ボイルの名の通り、新しい文化やアイデア、自発的な思いが沸き上がるような施設としてまちの新たな価値になれば」と担当者は話す。
地元の溝口第三町会の村田裕志会長は「商業施設が少ないので、近くの人は便利なのでは。環境がより良くなればいい」と期待を寄せる。
「かわファン」で寄付募る
現在「かわさきクラウドファンディング」で100万円を目標にクラウドファンディングを実施している。集まった支援金は「街の広場」の植栽や給水などの整備に充てられる予定。詳細は【URL】https://kawafun.com/project/s/project_id/37を参照。
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