高津区内を拠点に様々な奉仕活動に取り組む「川崎高津南ロータリークラブ」(山上暢会長)が8月27日に溝ノ口劇場で行われたキッズダンスの催しをサポートした。
これは来年5月に30周年を迎える同クラブが、新しいプロジェクトとして初めて手掛けたもの。
「ブレイキン」(ブレイクダンス)と呼ばれるパフォーマンス技術を競い合ったり、著名なダンサーから手ほどきを受けたりできるこのイベントには、高津区内外でダンスを楽しんでいる子ども達が大勢参加。ロータリークラブのメンバーは主に裏方スタッフとして参画し、会場のセッティングや進行管理、受付対応さらには参加者に振る舞うお菓子の調達などを担当。いざ催しが始まると、華やかなダンスステージの脇で躍動する子ども達の姿を、温かな眼差しで見守っていた。
「新しい風」今後も
JR武蔵溝ノ口駅の改札前にはダンサーが集まり、練習している事から「ブレイキンの聖地」として知られている。一方で、ダンスを楽しむ子ども達の発表の場が少ない側面もあり、同クラブの若手メンバーからの意見を踏まえ支援に踏み切った。山上会長は「若い会員による『新しい風』により、新機軸の応援プロジェクトが実現できて嬉しく思う。30周年を機にこうした活動を細く長くでも良いので続けていければ」と話していた。
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