神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2025年6月6日 エリアトップへ

高津区民祭 念願「フルスペック開催」へ 7月13日の開催、決まる

文化

公開:2025年6月6日

  • X
  • LINE
  • hatena
パレードのルートマップ
パレードのルートマップ

 地域における最大規模の催しとして知られる「高津区民祭」が、7月13日(日)に開催されることが発表された。昨年は、急遽決まった衆院選の余波を受け中止となったこのイベント。関係者は「パレードの規模などは(コロナ禍以前の)6年前を目指す」などと話し「フルスペック」での開催に向けて意気込みをみせている。

 高津区民祭は1974年から始まり、来場者数20万人(警察発表)を数える市内でも最大規模のイベント。しかしコロナ禍の影響で2019年の開催を最後に中止を余儀なくされ、ようやく2023年に目玉となる「パレード」の規模や内容を縮小しながら4年ぶりに再開。さらに昨年は初めて秋の開催日程を組み、規模やプログラムをかつてのスペックに近い形にまで拡充することを目指し準備を進めていた。

 だが当時、開催約2週間前に急遽、衆議院選挙が公示され、パレードの出発地点となる「高津スポーツセンター」(二子)が、投票所になることなどからあえなく区民祭自体が中止に。苦渋の決断となった実行委員会は、既に募っていた協賛金について、準備費用を除いた金額を次年度へ繰り越すことなどを確認。コロナ禍以前となる6年ぶりの「フルスペック」での開催に向けて、早くから協議を重ねていた。

コロナ禍以前の規模に

 この程、発表された実施要項によれば、開催日は7月13日(日)(※荒天中止)。主要プログラムの「パレード」(午後3時30分から午後8時)は、コロナ禍前の規模での実施を予定しており、高津スポーツセンター前から大山街道に出て栄橋交差点までの約1・5Kmを神輿やお囃子、マーチングバンドなどが練り歩き、催しに彩りを添える。

区民一丸となり準備

 川崎市内の区民祭は、大半の地域で行政が主体となり行われるのに対し、高津区民祭は町内会、自治会、各種団体等が行政と実行委員会を組織して主催するのが特徴のひとつ。特に「フルスペック」での開催は関係者にとっては「念願」ともいわれており現在、区民が一丸となり準備に取り掛かっている。

区内屈指のイベント(写真は過去の様子)
区内屈指のイベント(写真は過去の様子)

高津区版のトップニュース最新6

「化学五輪(オリンピック)」代表選手を支援

KISTEC溝の口支所職員

「化学五輪(オリンピック)」代表選手を支援

選考会臨む高校生に助言

6月13日

新議長に原典之氏

川崎市議会

新議長に原典之氏

副議長は高津区選出、堀添氏

6月13日

念願「フルスペック開催」へ

高津区民祭

念願「フルスペック開催」へ

7月13日の開催、決まる

6月6日

施設貸出に新システム

市立小中学校など

施設貸出に新システム

利便性向上や負担軽減へ

6月6日

「解体祭」で感謝と未来紡ぐ

味の素食品高津工場

「解体祭」で感謝と未来紡ぐ

6月14日、最後の見学も

5月30日

生育「まずまず」釣果に期待

多摩川のアユ

生育「まずまず」釣果に期待

解禁前に試し釣り

5月30日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年6月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook