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公開日:2026.10.23

岡上小40周年 児童による記念ワイン完成 市長に報告

  • ワインやラベルに描いたイラストを手に持つ一同と福田市長(中央)

    ワインやラベルに描いたイラストを手に持つ一同と福田市長(中央)

 岡上小学校(麻生区)の児童らが10月16日、福田紀彦市長に創立40周年記念ワインの完成を報告した。児童らはブドウの栽培・収穫とラベルのデザインを担当。作られたワインは40本限定で販売される。

 福田市長はワイン完成の報告を聞いた後に、岡上小、明治大、和光大のそれぞれが作ったワインを試飲した。使うブドウの品種や育て方により、味わいが異なるといい、「近くの畑で育ててもここまで違いが出るのは面白い。若い世代が農業に積極的に参加してくれたことを市としても発信したい」と感想を述べた。

 このワイン造りは、NPO法人岡上アグリ・リゾート(山田貢代表理事)が中心となって進める農業振興の取り組み。例年、明治大や和光大など近隣の大学と協力し、川崎市内で生産したブドウを使い岡上で地場産ワイン「岡上ヌーボー」を作っている。

 同法人の山田代表が岡上小学校の卒業生であったこともあり、今年は創立40周年を記念し、児童らがワイン造りに参加した。児童らは5月の草刈りを皮切りにブドウ畑に足を運び、6月には甘みを凝縮させるための間引き作業、8月には収穫を体験。実の収穫量はA4サイズの書類ケース約100個分に及んだ。

 ワインのボトルには、全校児童約250人の絵が載ったラベルが貼られている。ラベルには国語で学んだ物語にちなむものや岡上の「禅寺丸柿」など、思い思いの絵が描かれている。ワインは1本375ミリリットル。11月3日(火・祝)に岡上の「蔵邸ワイナリー」で開かれる解禁イベントで販売される。価格は2千円で、1本につき500円が岡上小に寄付される。

 児童らは「市長に飲んでもらえてうれしい。一生懸命作ったので、ワインを通じて、岡上の魅力や学校の40周年を知ってほしい」と話した。

 山田代表は「子どもたちが楽しみながら積極的にワイン造りに参加してくれたことがうれしかった。ワインは産地と作り手の個性が出るお酒。子どもたちの描いた岡上の魅力をぜひ味わってほしい」と語った。

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