中原区版 掲載号:2011年4月22日号
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音楽チーム「StressFree」(ストレスフリー)の代表を務め、区内でチャリティーコンサートを行った 小林 秀史さん 市内在住 22歳

ハープの音色で癒しを

 ○…今年3月に市内在住の音大生を中心として演奏活動を行う「StressFree」を立ち上げた。音楽療法に最も適しているとされるハープをメインに、病院や老人ホーム、教育施設等で癒しの音楽を奏でる。メンバーは8人。「活動を始めたばかりですが、老若男女問わず音楽で癒していきたい」と意気込みを語る。

 ○…2年前から「学校で学んでいるだけでは面白くない」と友人と音楽演奏のボランティアを始めた。初めて介護施設で演奏した時、一人のおばあちゃんが昔を思い出し、涙を流す姿を目にした。「自分達の力で人を感動させることが出来るんだ」と今まで味わったことのない不思議な気持ちになった。以来、年2回施設に出向いて演奏を行うようになり今年3月、「ボランティアの枠を超えて活動したい」と同級生に声をかけ新たにチームを発足させた。

 ○…ハープに興味を持ったのは中学3年の時。オーケストラの演奏を学校の体育館で聴いたのがきっかけだった。オーケストラの中でのハープの「存在感」に他の音が聴こえなくなるくらい心を奪われ、高校入学後に音楽経験もないまま吹奏楽部へ。高校2年の夏から本格的にハープを習い始め、現在尚美ミュージックカレッジ専門学校に通う。

 ○…チーム発足後、東日本大震災が起こり、多くの人が被災した。「被災地だけでなく、不安な毎日を過ごしている人は多いはず。演奏活動を通して解消できれば」と先月に区内の川崎バプテスト教会でチャリティーコンサートを行った。来場者からは「笑顔になれた」と喜びの声が聞かれ、手ごたえを感じた。だがまだ課題も多い。活動できる場を探すのもその一つ。「自分達から施設に問い合わせしたり、宣伝活動をしているが、市内では活動させてもらえる場がほとんどない。少しでも多くの人に聴いてもらえるよう、気軽に声をかけてもらいたい」
 

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