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中原区 人物風土記

公開日:2026.03.13

「手足形アート」で、育児中のママと子どもの絆づくりに取り組む
坪井 梨江さん
多摩区在住 42歳

  • 坪井 梨江さん (写真1)

「ママが楽しむ時間」大切に

 ○…「ママが楽しむ時間をつくること。作品を通して、そんなひとときを過ごしてほしい」と、手足形アートの取り組みについて語る。一番に考えているのが、家に閉じこもりがちな育児中のママたちに外の空気を吸ってもらうきっかけづくり。育児情報がSNSなどネット上にあふれ、スマホ一つで簡単に手に入る時代。「でも大切なのは外の世界に飛び出し、同じ境遇だったり、先輩ママたちの生の声を聞くことだと思うの」

 ○…子ども好きで、大学時代に知り合って結婚した夫とは「3人は欲しいね」と話していた。周囲の多くの人に支えられ、育児の時間を楽しめた経験が今の活動につながっている。長女が生後3カ月のとき、友人に声を掛けられ親子で始めたのが手足形アートだった。資格を取得し、気付けば一年後には講師として教える立場になっていた。「家族の思い出の1ページを刻みたい」。教室のほか、年に3回ほどは子育て支援センターなどで作品を教えている。

 ○…「年の離れた兄二人がいる末っ子として生まれ、まさに箱入り娘でした」と笑う。幼少期は、引っ込み思案で恥ずかしがり屋。小3のときに人数合わせで誘われたソフトボールが、人と関わる積極的な姿勢を身につける役に立った。中学、高校は日本代表としても活躍した大林素子さんにあこがれ、バレーボール部で汗を流した。

 ○…3人の子の習い事の送り迎えや家事、自身のアート活動と毎日はあっという間に過ぎていく。それでも、子どもたちからせがまれて家族のために作品をつくるときが癒しの時間だ。「手足形アートって、紙とインクとペンで可愛い動物がつくれる魔法の絵だよね」。娘の口から何気なく出た、その言葉をいつも大切にしている。

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