「ボールを持った選手が輝くスポーツ」とフラッグフットボールの魅力を語るのは、市ノ坪の加藤里菜さん(14)。中高一貫校に通う中学生で、6月19日からアメリカで開催される年代別国際大会へU15女子代表チームの一員として出場する。
タックルの代わりに腰に付けたフラッグを奪い合う球技で、苅宿小4年のときに授業で体験して楽しさにときめいた。「サッカーやテニス、新体操など、今までやってきたスポーツとは違う面白さに魅了された」。木月大町で活動するチーム「川崎オレンジ」に入部し、男子に交じって汗を流した。中学生では慶應ジュニアユニコーンズに所属。ポジションは攻撃の中心となるQB。代表に選出され「国を背負うことに緊張するけど、全力で楽しみたい気持ちが強い」と意気込む。
見た目の落ち着いた雰囲気と違い、プレー中は熱くなるタイプ。体の大きさではかなわない海外の選手を相手に、プレーの精度で勝負するつもりだ。「この大会で成長して、将来は五輪代表も目指したい」
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