新城高校・演劇部の部員6人が6月28日、県の取組みとして新城小の3年生111人を前に「高校生による非行防止及び防犯教室」を行った。
演目は「かんがえよう やっていいこと わるいこと〜おみせのなかで〜」。演劇部の部員は、友人と2人でコンビニに菓子を買いに来たが、お金が足りずに万引きしてしまうという場面を演じた。店員に見つかって警察に補導され、自分たちがどれだけ悪いことをし、周囲を悲しませたのかを臨場感あふれる演技で披露。ポイントとなる箇所で演技を止めて語り掛けると、多くの児童が手を挙げて質問に答えた。
部長の久木(ひさぎ)美月さん(2年)は「自分の身に置き換えて考え、良いことと悪いことの判断がきちんとできるようになってほしい」と思いを込めた。コロナ禍の3年間は校外で活動ができず、部員らにとっては初めてとなる人前での演技。約1カ月半かけて練習してきた成果を出し「悪いことだとわかってもらうように迫真の演技を心掛けた。出来栄えは85点」と笑顔で口をそろえた。
この取り組みは高校生が講師になり、小学生と一緒に社会のルールを学びながらコミュニケーション能力を向上させることを目的に神奈川県警と連携して行っている。
中原区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>