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中原区 意見広告

公開日:2025.10.10

市政レポートNo.30
突発的な豪雨にどう備えるのか
みらい川崎市議会議員団 高橋みさと

  • 冠水する多摩沿線道路

 9月11日、中原区・高津区・宮前区を中心に記録的短時間大雨が発生しました。中原区役所では、本市で過去最大となる時間雨量131・5ミリを記録し、区内では道路の冠水、屋外エレベーターの停止、住宅や店舗の浸水等多くの被害が発生しました。10月6日現在で中原区での罹災証明書の申請は121件に上っています。同様の災害が今後いつ発生するか分からず、早急な対応が必要です。

 所属するみらい会派は、決算審査特別委員会の総括質疑で今回の大雨の対応や今後の対策について質問をしました。

屋外エレベーター等の対策

 今回の大雨で新丸子東地下通路と武蔵中原駅ラチ外のエレベーターが浸水で故障停止し、未だ復旧していません。

 新丸子東地下通路エレベーターについては、ポンプ設備の警報を受けて道路公園センターの職員が駆け付けた際には既に浸水していたとのことです。今後は、急な降雨に対応するための人員体制が構築されます。武蔵中原駅ラチ外エレベーターについては、これまで浸水対策を講じていなかったため、エレベーターが復旧し次第、止水板が速やかに設置されることになりました。また、他のエレベーターやエスカレーターも被害の恐れがあるものは、効果的な防水対策を早急に検討することを確認しました。

土のう等の浸水防止策

 区内では9月18日までに土のうステーションから約220袋の土のうが持ち出され、浸水対策に活用されましたが、「適切なタイミングでの在庫の補充」「置き場の拡充」といった課題も浮き彫りになりました。また、今回のような急激な大雨に対しては、従来の重い(約20kg)土のうだけでは対応が難しいと考えます。水を吸わせると大きくなるポリマー土のうや止水板等の活用を要望したところ、他都市の使用事例の調査研究や様々な浸水対策の周知を検討していくとのことです。

 この他、浸水被害のあった地域のグレーチング(側溝蓋)の状況を確認し、清掃依頼を行っております。大雨に関するご相談がありましたら、お気軽にご連絡下さい。

立憲民主党中原区支部・高橋みさと

川崎市中原区

takahashimisato3310@gmail.com

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