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中原区 社会

公開日:2026.09.18

ANIMA MALLかわさき 命を学び、未来へつなぐ

  • 譲渡された動物の写真が飾られた階段の前でポスターを持つ職員ら

    譲渡された動物の写真が飾られた階段の前でポスターを持つ職員ら

 川崎市動物愛護センターANIMA MALLかわさき(上平間)は、動物を通じて誰もが集い、憩い、学べる施設として、動物の保護や譲渡会、獣医師会と連携した治療などを行っている。2019年に現在の場所に移転し、「処分から譲渡へ」と活動を行っている。

 「命を学ぶ」取り組みの一つに、市内小中学校や保育園等を対象に行う出張授業がある。しゃべれない動物に対してボディーランゲージや表情から相手の意思をくみ取り、どのように気遣うかを考える。同センター職員で獣医師の谷口晃子さんと平悟志さんは「動物に対してだけでなく、家族や友達と関わる中でも生きてくる力」と話す。

 近年、地域で課題となっているのは飼い主の孤立や高齢化による飼育放棄や多頭飼育崩壊。「動物の保護や治療といった取り組みだけでは防げない、社会的な問題となっている」と谷口さんは話す。「普段から周りとコミュニケーションを取ったり、年を取ったら生き物を飼わない決断も時には必要」だという。そのためにも「子どもたちに命を学ぶ場を通して命を預かる意識を積み重ねてほしい」と長期的な取り組みで意識の底上げを図る。

 同センター所長の金子亜裕美さんは「長期的な取り組みが、次の100年の動物愛護につながっていく。ぜひセンターに気軽に足を運んでほしい。SNSでも情報発信をしているので、センターの取り組みに関心をもってもらえたら」と呼び掛ける。

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