麻生区版 掲載号:2022年6月17日号 エリアトップへ

市民団体 片平川で「ご近所アート」 遊歩道に展示場所誕生

コミュニティ文化

掲載号:2022年6月17日号

  • LINE
  • hatena
作品を紹介する中山代表
作品を紹介する中山代表

 区内を流れる片平川の遊歩道脇にこのほど、新たなアートスポットが誕生した。芸術家から、近隣の高齢者や子どもまで、誰でもどんな作品でも展示ができるスペースだ。手掛けるのは、市民団体「アートロジ麻生」(中山周治代表)。「片平から"ご近所アートスポット"を区内や市内に広げていきたい」と意欲をみせる。

 新しくできたアートスポットがあるのは、片平川の富士見橋近く。遊歩道脇にある住宅地用のコンクリート擁壁10メートルの間に、ポスター大の全天候型のアートパネルが6台設置されている。

 元高校教員だった中山代表。教員時代に「アートで地域をつなぐプロジェクト」に取り組み、学生や地域からの評判が良かったという。またニュージーランドを訪れた際に、美術展をのぞいてみると、日本の美術館のように高いレベルの作品が展示されているわけではなかった。そこで、プロ・アマ、レベルの高低も関係なく、自己表現できる場所を近所につくろうと、仲間に声を掛け、「アートロジ麻生」を今春発足。中山代表は「商業施設でも公共施設でもない場所に、近所の高齢者や子どもの作品を飾る場所を作りたかった。どんな人の作品でも楽しめる場所、受け入れる町があるといいなと思って」と経緯を語る。

どんな作品でも

 現在は、片平の70年前と今の写真、地元の美術家・佐藤英行氏が描いた昭和初期の片平俯瞰絵図などを展示。今後は、地元の子どもの書や、片平の養蜂家の写真、障害者の就労移行支援事業所「ラコンテ柿生」の絵画作品、上麻生にある洋菓子店「リリエンベルグ」で使われているイラストなどを展示していく予定だ。「旅先で見つけた絵葉書や、投稿いただいた俳句や川柳なども展示していきたい」と中山代表は展望を語る。

 一方で、オープンスペースなため、紫外線や管理などの課題もある。「まだまだ手探りの状態。アートに興味がある人など仲間も増えてくれるとうれしい」と中山代表。今後の展示情報は、ツイッターやインスタグラムで発信していく。「この場所が地域の憩いの場になってほしい。片平から麻生、川崎へと、ロジアートが広がっていくきっかけになれば」と意欲を見せる。

作品を見学する通行者
作品を見学する通行者

麻生区版のトップニュース最新6

創部初 全国選手権へ

桐光学園競技かるた部

創部初 全国選手権へ 文化

聖地・近江神宮で挑む

7月1日号

「多様性と調和」表し、大賞

はるひ野エコガーデン

「多様性と調和」表し、大賞 文化

花と緑のコンクール

7月1日号

野菜絵本で「農育」

岡上アグリ・リゾート

野菜絵本で「農育」 教育

区内84カ所に寄贈

6月24日号

初年度の申請率53.9%

町会応援補助金

初年度の申請率53.9% 経済

市、事例示し利用促進へ

6月24日号

片平川で「ご近所アート」

市民団体

片平川で「ご近所アート」 コミュニティ文化

遊歩道に展示場所誕生

6月17日号

相談・通告5年で倍に

川崎市内児童虐待

相談・通告5年で倍に 教育

5832件、増加率は低下

6月17日号

あっとほーむデスク

  • 7月1日0:00更新

  • 6月17日0:00更新

  • 5月27日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

区の花「ヤマユリ」紹介

区の花「ヤマユリ」紹介

麻生市民館で展示会

7月1日~7月6日

麻生区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2022年7月1日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook