川崎信用金庫(草壁悟朗理事長)が11月28日、冬のボーナスについてのアンケートの調査結果を発表した。平均手取り見込み額は約47万7千円となり、前年と比べて約3千円増加。2年連続の増額となった。
アンケートは11月12日から18日にかけて、同金庫の取引先企業の従業員に対して実施。574人から回答を得た。
全体の平均手取り見込み額が、前年の約3万円増と比べて緩やかな上昇に落ち着いた背景には、非上場企業のボーナス額の伸び悩みがある。上場企業勤務者の平均手取り見込み額が約5万9千円増と大幅に改善したのに対し、非上場企業勤務者は約9千円減。前年の約3万6千円増から続く増額とはならなかった。「公務員・その他」も、約3千円減少している。
年代別では30歳代、40歳代がそれぞれ約2万8千円、約1万4千円増えたのに対し、20歳代は約2万1千円、50歳代は約2万円、60歳以上が約4万8千円減少した。
ボーナスの使い道については、70・1%が「貯蓄」と回答。一昨年が61・1%、昨年が67・9%と、徐々に増加しており、各家庭の堅実傾向が表れた。
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