神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2020年2月14日 エリアトップへ

読み聞かせ団体「絵本の会 あいあい」の代表として活動する 田中 伸子さん 川崎区大師町在住 65歳

公開:2020年2月14日

  • LINE
  • hatena

温かい心物語で届ける

 ○…川崎区を拠点に、地域の図書館や小学校などで月に計6回ほど読み聞かせ活動を行う。「子どもは素直。つまらなければそっぽを向くし、面白ければ集中して聞いてくれる。常に真剣勝負」。題材は絵本だけでなく、手袋人形劇、テーブル劇、パネルシアター、紙芝居、語りだけで物語を紡ぐ「素話(すばなし)」など多岐に渡る。昨年11月には市から「読書活動優秀団体」として表彰された。「メンバー9人、気が引き締まった。責任感を持ちつつ、皆が楽しく活動できる会にしたい」

 ○…近所の知人に誘われ、2009年に入会した。元保育士など読み聞かせ経験者が集まる中、自身は全くの初心者だった。講座に通ったりメンバーに教わったりしながら、絵本の読み方や見せ方などの基礎を学んだ。活動時一番こだわるのはプログラム作成。季節感を大切に、昔話や現代の話など様々な物語を盛り込む。15年に多摩川で中1生が亡くなる事件が起きた際には、命にまつわる本の読み聞かせを依頼された。「誰もが別れを経験する。その時、本が助けになってくれれば」

 ○…東京都中野区出身。結婚を機に川崎に来て30年ほどになる。幼少期は外遊びが大好きで、中高はバレー部に在籍。大学時代から自宅近所の茶道教室に通い始め、その後25年間茶道を嗜んだ。現在はパソコン教室に通い、「関数にハマっちゃって」とエクセルなどの基礎を勉強中。

 ○…現在は素話の習得に奮闘中。題材は子どもの頃好きだった「安寿と厨子王」。絵が無い分、子どもが自由に物語を想像できるといい「ベテランが読むと、語りだけで情景がありありと浮かぶ」と目を輝かせる。「子どもたちに温かい心が届く読み聞かせをしたい」という夢を胸に、更なる技術向上を目指す。

川崎区・幸区版の人物風土記最新6

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月26日

加藤 和男さん

3月19日付けで川崎警察署長に就任した

加藤 和男さん

川崎区在住 59歳

4月19日

斎藤 優貴さん

数々の国際ギターコンクールで優勝し、世界を舞台に活躍するギタリスト

斎藤 優貴さん

多摩区出身 26歳

4月12日

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

少年消防クラブ指導者として総務大臣表彰を受賞した

沖山 秀次郎(ひでじろう)さん

川崎区桜本在住 78歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

東京都在住 32歳

3月29日

杉山 孝博さん

社会医療法人財団 石心会理事長を務める

杉山 孝博さん

幸区在勤 76歳

3月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook