川崎警察署管内で振り込め詐欺に騙されやすい高齢者宅に詐欺撲滅の啓発はがきを届ける活動が2013年から行われている。
今年は7月29、30日に川崎区本町1・2丁目、池田1・2丁目に住む、おおむね70代以上の高齢者宅に2000通のはがきが配達された。これまでに累計2万枚が配られている。
きっかけは川崎京町郵便局の浅古健一局長が同局に赴任したとき、川崎防犯協会の窓口担当と知り合いだったこと。地域のために一緒に何かできないかということから啓発はがきの配達が始まった。
はがきのデザインは社会貢献活動の一環として京町郵便局が無償で行い、はがき代は川崎防犯協会と川崎防犯指導員協議会が供出している。
30日には浅古局長が配達の報告に荒金嘉昭川崎防犯協会会長宅を訪れた。
荒金会長は「いつも会議などがあるたびに振り込め詐欺についての話はするが、今年は人が集まれない。人と会わずに注意喚起できるはがきは重要で効果もあると思う」と語った。
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