かつて川崎宿のあった旧東海道と大師地区のグルメや名所などを紹介する「川崎っ子が選んだ 開運爆アゲ 街あるきマップ」の日本語版がこのほど、完成した。
「川崎宿インバウンド研究会」(森明弘代表)が作成した。同会は東京オリンピック・パラリンピックの開催を見据え今年3月に結成。旧東海道と大師地区で店を構える店主や仕事に携わる有志約20人でつくる。4月上旬に英語版を製作し、日本語版は第2弾となる。
「自分たちが作りたい地図を作る」をコンセプトに、メンバーがお金を出しあったほか、行政の補助金を活用。史跡のほか、メンバーが「おいしい」と思うような飲食店を掲載した。ナショナルチェーン店は入れなかったことにもこだわった。そぞろ歩きを楽しんでもらうため「東海道の歴史街道あるき1日コース」「川崎大師をめぐる半日コース」「川崎を知る2時間お散歩コース」の3つのモデルコースを紹介する。
地図を作成する過程では、日頃は気付かなかったような名所があることを発見したという。「年齢問わず、快適なハイキングができる。地図片手に楽しんでもらえれば」と森代表は語る。
街あるきマップは、東照▽東海道GLASS▽東海道BEER川崎宿工場▽東海道かわさき宿交流館▽稲毛神社▽住吉▽大谷堂▽寿恵弘湯▽若宮八幡宮▽川崎駅周辺の主要ホテル──などで入手できる。
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