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川崎区・幸区版 公開:2021年12月24日 エリアトップへ

子ども食堂へ物流支援 富士通、マツダ流通の2社

コミュニティ社会

公開:2021年12月24日

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佐藤代表(右)と協力企業の関係者
佐藤代表(右)と協力企業の関係者

 かわさきこども食堂ネットワーク(佐藤由加里代表)に12月6日、(株)ファイントゥデイ資生堂から段ボール220箱分、約1・8トンものハンドソープなどが寄贈された。大量の品を移送する手段や搬入場所がなく苦慮していた中、富士通(株)川崎工場とマツダ流通(株)の地元企業2社が協力した。

 寄贈の話を受けた当初、自家用車では運べず搬入先もないことから、受け取りを断念するつもりだったという佐藤代表。川崎市にも相談する中でマツダ流通がトラックによる運送、富士通が一時保管場所の提供に名乗りを上げた。両社社員は荷下ろしも手伝い、佐藤代表は「日常的に欠かせないハンドソープ。市内の各食堂に無事届けられた」と感謝を示した。

 全国の子ども食堂には、支援団体や企業から食料品や日用品の寄贈が増える一方、受け取る環境が整っていない施設が多いという。佐藤さんも「せっかくのご厚意も、移送手段や保管場所がなく諦めたこともあった」という。マツダ流通の梅澤尚稔社長は「さまざまな事情や環境の中にある子どもを、娘を持つ親として支えたい気持ちがあった。今後も業務と並行し協力していきたい」とし、富士通の総務課は「地域貢献は当社の方針。可能な範囲で継続していきたい」と話した。

 子ども食堂は、子どもに食事を提供し、貧困家庭の支援や地域のつながりを提供することなどを主な目的としている。現在、川崎市内には約60カ所の子ども食堂があり、同団体には約6割が加盟している。

段ボールいっぱいの寄贈品
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