開催に向けて準備を進める実行委員会メンバー（撮影時だけマスクを外して実施）
「臨港夏祭り」と銘打った催しが８月26日（金）、総合川崎臨港病院（川崎区中島）で開かれる。病院が音頭を取り、地域で活動するグループや団体と実行委員会を結成。「病院が感染対策を施しながらイベントを実施することは、地域に向けたウィズコロナのメッセージで提案になる」と意義を強調する。
同病院は「ともに生きよう。１００年病院」をコンセプトに、まちとのつながりを重視。地域住民が明るく健康的な生涯を送ることのできる社会の実現を目指し、その一環としてイベントを開催する。病院近くにある商店街ではかつて、七夕イベントで賑わいをみせていたことから、「今回の催しを足掛かりに、七夕まつりを復活させていきたい」と同病院職員で実行委員長の甲斐友基さんは意気込みをみせる。
実行委員会は同病院関係者や「ママパワー」で地域の活性に取り組む「川崎区盛り上げ隊！」、沖縄県人会などでつくる。
開催当日は、同病院の旧病棟に隣接する駐車場を会場に、午前11時から午後５時まで開催する。身長や体重、骨密度、握力測定ができる健康診断スペースを開設。ハンドメイド作品の物販とワークショップ、ヨーヨー釣りやスーパーボウルすくいといった縁日などを企画する。また、病院周辺の商店街に足を運んでもらうスタンプラリーも計画している。このほか、クロアチアのプロリーグでの現役選手としても活躍する甲斐さんによるサッカーイベントコーナーやパラ卓球選手の今泉大地さんによるレッスン、ピラティスの体験会なども行われる。飲食ではかき氷の販売のほか、プロ野球元広島東洋カープの投手だった横山弘樹さんのキッチンカーも出店。カレーライス、ヤンニョムチキン丼といったグルメを提供する。
実行委員会によると「当日は感染防止対策のため、状況によっては人数制限をかける場合もある」とし、理解を求めている。イベントの詳細は同病院のフェイスブックやインスタグラムで紹介する。
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