川崎発の映画に参加を 製作委員会、エキストラ募集

　川崎発の映画をつくろう――。市民有志の思いから企画された映画『小川町セレナーデ（仮題）』の撮影が１月８日から始まる。ロケは主に川崎南部で行われる予定で製作委員会では、市民エキストラを募集している。

　『小川町セレナーデ（仮題）』は、「オカマ」のエンジェルとそのエンジェルに恋した女性・真奈美、そして２人の間に生まれた子ども・小夜子を中心に織りなす人情コメディー。『あずみ』『嫌われ松子の一生』などに取り組んだ佐谷秀美さんと『つやのよる』『カラスの親指』などを手がけた篠田学さんがプロデュース。『荒川アンダー　ザ　ブリッジ　ＴＨＥ　ＭＯＶＩＥ』のチーフ助監督を務めた原桂之介さんがメガホンをとる。川崎チネチッタを皮切りに来年中に公開予定。関係者の一人は「早ければ、５月の連休明けの公開を目指したい」と意気込む。

　映画は市民有志で構成される「かわさき街おこしシネマプロジェクト」（安藤肇代表）の第１弾。川崎が舞台の、川崎をロケ地にし、全国の映画館で上映される映画をつくろうと、今年初めから協賛を募り、製作にこぎつけた。川崎市、川崎商工会議所、チッタエンタテイメントも撮影などに協力する。

　クランクインは１月８日（水）。27日（月）まで川崎南部地域を中心に撮影が行われる。篠田さんは「地元で撮影されて公開され、最終的にＤＶＤで見られれば記念にもなる。一生の思い出にもなるはず」と、参加を呼びかける。　

　エキストラは登録制。希望者はメール、ファクシミリなど（【メール】kawasaki_ogawa

chou@yahoo.co.jp、【FAX】０４４・２７６・９９２２、【携帯電話】０８０・３３１１・７８６３※メール、ファクシミリのない人のみ）で映画『小川町セレナーデ（仮題）』エキストラ募集係まで。住所、氏名・年齢・性別（複数の場合は全員分）、18歳未満の希望者は保護者の氏名、参加人数、代表者の電話番号、携帯、ファクシミリ、メールアドレス、参加できる日程を明記。申込用紙は、ＮＰＯ法人かわさきＭＯＶＥＡＲＴＯＯ隊ホームページ（http://www.move-art.net/index.html）から。問合せは、募集係のメールアドレス。※個人情報はエキストラ登録のみに使用