幸区版 掲載号:2015年5月29日号 エリアトップへ

社会福祉法人ともかわさき 障害者の就労支援へ 市民館に喫茶店オープン

掲載号:2015年5月29日号

  • LINE
  • hatena
オープンした喫茶つくしの従業員
オープンした喫茶つくしの従業員

 社会福祉法人ともかわさき(鹿嶌勝美理事長)は7日、幸市民館に障害者の就労と社会参加体験の場「喫茶つくし」をオープンした。喫茶つくしの管理者・泊(とまり)昇さんは「喫茶店での仕事を通じて障害者の就労と社会との接点づくりの機会となる」と力を込める。

 喫茶つくしは、社会福祉法人ともかわさきが運営。現在はオープンしたばかりということもあり、障害者の就労者はまだいないが、今後知的障害者など最大10人を受け入れる予定だ。

 就労体系は、雇用ではなく訓練を目的とした、いわゆる「就労継続支援B型」。接客が中心となるという。喫茶店の売り上げから経費を差し引いた利益の一部から「工賃」が支払われる。

受け皿「まだ不足」

 喫茶つくしのような就労に向けた就労支援の施設は「まだまだ不足している」と障害者支援団体の関係者は話す。

 区内には現在、同様の施設は喫茶つくしを含めて7カ所あるが、収容可能人数は合計でも92人程度と少ない。区の保健福祉センターによると、年間100件以上の相談が寄せられるが、やむを得ず区外の事業所に通わなければならないという人もいるという。また、施設内の作業にも特徴があるため、利用者が自分に合った場所を見つけられるようになる為にも「さまざまなジャンルの就労支援施設を作っていく必要がある」と障害者支援団体の関係者は訴えている。

 区の保健福祉局の担当者は、障害者就労支援施設が増えていかないことについて「採算の問題が影響している」と分析しつつも「今後も就労支援施設が増えるよう事業者に働きかけを行っていきたい。利用者の選択肢が広がることで、障害者の社会進出も広がるので、区としても自立の手助けを進めていきたい」と話した。

幸区版のトップニュース最新6

南武線が90周年

JR東日本

南武線が90周年 社会

川崎〜登戸駅間で記念企画

2月24日号

リノベで空き家・創業者支援

川崎市

リノベで空き家・創業者支援 社会

スクールや検討会など開催

2月24日号

先見性高い継続事業充実を

幸区17年度事業

先見性高い継続事業充実を 社会

「他区の手本となるよう尽力」

2月17日号

福田市長らに請願書提出

ミニたまゆり子ども議会

福田市長らに請願書提出 社会

児童目線の町づくり議案

2月17日号

条例制定求めアピール

ヘイト対策

条例制定求めアピール 社会

斎藤文夫さんらが登壇

2月10日号

子育て支援に重点

川崎市2017年度当初予算案

子育て支援に重点 政治

過去最大規模7,088億円を計上

2月10日号