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東京パラ・市関係の出場者 メダル・入賞で大活躍 「金」含めリオ大会上回る

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掲載号:2021年9月9日号

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東京パラリンピックでメダル獲得・入賞を果たした(上・左から)中澤監督、田中コーチ、佐藤選手=(C)JBFA、(下・左から)道下選手、伴走者の青山さん
東京パラリンピックでメダル獲得・入賞を果たした(上・左から)中澤監督、田中コーチ、佐藤選手=(C)JBFA、(下・左から)道下選手、伴走者の青山さん

 日本のメダル獲得ラッシュで沸いた東京パラリンピックでは、市内から出場した4人すべてがメダル獲得や入賞を果たすなど大活躍を見せた。大会期間中は市もホームページなどで選手たちの紹介やSNS上で活躍ぶりをニュースとして発信。市民の応援の機運を高めるなどして、前回のリオデジャネイロ大会を上回る選手たちの好成績を力強く後押しした。

 陸上女子マラソン視覚障害クラスでは、銀メダルだった前回のリオ大会と同じく市職員の青山由佳さん(35)=南区在住が前半の伴走者を務めた、道下美里選手(44)が金メダルを獲得。中澤吉裕監督(50)=南区在住が率いた車いすテニスでは、シングルスでの国枝慎吾選手の金メダルをはじめ、銀・銅メダルを獲得、ダブルスでは男女とも銅メダルに。パラ卓球(肢体不自由者)では、田中卓也コーチ(49)=緑区在住の指導のもと、銅メダル獲得のほか、入賞を果たした。

 一方で、今大会が初出場となった5人制サッカー(ブラインドサッカー)の日本代表は5位入賞に食い込むなど奮闘。その中でも守護神、司令塔としてGKを務めた佐藤大介選手(37)=南区在住は好プレーを連発し、チームを大いに盛り立てた。

リオの雪辱 悲願の「金」

 開催最終日となった5日、道下選手、伴走者の青山さんはリオ大会の雪辱を胸に、女子マラソンの視覚障害クラスに臨んだ。序盤はスタートダッシュに成功。青山さんはペースを守ることに注意を払いながら、道下選手を的確に誘導し2位に付けると、中間の約21キロメートル地点で笑顔の道下選手を真ん中に3人が並ぶ形で後半の伴走者の志田淳さんにバトンを渡した。後半では、32キロメートル過ぎから並んでいたロシアの選手たちを抜き去りさらに加速。後続に3分以上の差をつけ、トップで国立競技場に姿を見せると、スダンドの関係者からの声援を背に、両手を広げ笑顔で歓喜のゴールテープに飛び込んだ。

 リオ大会での悔しさをバネに臨んだ、今大会での悲願の「金」に道下さんは、「5年前の忘れ物を取ることができてうれしい」と率直な思いを話すとともに、「最高の伴走者と、最高の仲間たちと金メダルをつかみとることができた」と感謝の気持ちを表した。表彰式では、自身の金メダルを青山さんの首にかけようとする場面もあるなど、これまで築き上げてきた「家族のようなチーム」づくりの一端がうかがえた。本村賢太郎市長は、「多くの子どもたちに夢と感動を届けていただきました」と道下選手の功績をたたえるとともに、「道下選手をサポートしてきた青山さん、志田淳さん、本当にお疲れ様でした、おめでとうございます」と労いのメッセージを寄せた。

 市もSNSなどで連日選手の情報を発信。多くの市民が「いいね」で応えるなど選手たちの活躍を熱く盛り上げた。今後は祝福の横断幕がJR相模原駅、橋本駅、小田急線相模大野駅、市役所本庁舎で掲げられる。
 

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