本村市長（中央）にオレンジリボンを寄付した鎌田さん（左）と川崎さん／手づくりのオレンジリボン
児童福祉学科を置く和泉短期大学（青葉／伊藤忠彦理事長）は10月26日、学生が手づくりしたオレンジリボン１０００個を市に寄付した。
保育現場での実習や子育てひろばの運営など、日ごろから子どもと接する機会の多い同大。２００９年からオレンジリボン運動に賛同し、リボンを寄付している。例年は街頭配布を行い啓発を呼びかけているが、新型コロナの影響を受け中止に。それでも今年も啓発活動に役立ててもらおうと、分散登校が続く中１年生を中心に２００人以上が製作に携わった。
同大の代表として本村賢太郎市長にリボンを手渡した川崎萌菜さん（２年）は「授業で虐待について学び、大きな問題だと感じて力になりたいと思った。自分たちの力で少しでもなくなれば」と話すと、鎌田圭翔さん（同）は「大学に入るまでオレンジリボンを知らなかった。街頭配布はできないけれど、運動が広まってほしい」と期待を込めた。
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