さがみはら中央区 トップニュース社会
公開日:2022.10.06
静岡水害
現役選手が物資支援
元SC 「地元に恩返し」
9月下旬に襲来した台風15号により被害を受けた静岡県静岡市清水区について、かつてサッカークラブSC相模原に在籍した選手が積極的に支援をしている。選手は「地元に恩返しをしたいという思いから。物資を提供してくれた方に感謝したい」と話す。
清水出身・水野さん
代表を務める望月重良さんをはじめ、薩川了洋監督や川口能活さんら、SC相模原にはサッカーが盛んな静岡県清水市(現静岡市清水区)、あるいは同市にあった強豪、清水市立商業高等学校(2013年閉校)出身の選手、チームスタッフが多くいる。そういった「馴染み」の存在の育った地域で水害が発生したことについて、中央区在住のサポーター(40代男性)は9月26日、SNS上で「サガミスタ(相模原のサポーター)は放っておけない」などと発信。支援の広がりを求めた。
そのような中、清水にゆかりのある現役選手が支援に動いた。かつて相模原に在籍した水野晃樹さん(37)=厚木市在住=だ。
清水区出身で同校OBの水野さんは26日、地元の被害を知るとツイッター上で支援を訴えるとともに「現地に物資を届けたい」と提供を求めるコメントした。すると、すぐに多くの人が反応をしてくれたそうで「SNSについてはこれまで著名人への誹謗中傷の話題などであまりいい印象を持っていませんでしたが、今回初めてそのありがたみを感じた」。28日から5日間続けて、飲料水やレトルト食品など集まった支援物資を現地へ運んだ。「山間部の土砂流出による浸水はひどく、水浸しになった家財などが外に出されており、その光景を見て唖然とした」。一方、被災した人たちに会う中で「『申し訳ない』などと恐縮し『ありがとう』と感謝される。その笑顔から元気をもらいました」と支援を通じてつながりが生まれたことを前向きに捉えていた。
水野さんは今回の活動の動機について「育った場所なので『恩返しをしたい』という思いが大きい」とし、相模原をはじめこれまで在籍したチームのサポーターがSNSなどを通じてその輪を広げてくれたことに対しては「サッカー選手を続けてきて良かったと感じた。本当にこちらが感謝している」と話した。
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