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公開日:2026.06.04
「おはなしワニーズ」が文科大臣表彰を受賞 手作りの布えほんでお話届け24年
相模原市内で手作りの「布えほん」や「布おもちゃ」を使った読み聞かせ活動を行うボランティア団体「おはなしワニーズ」が、2026年度の「子供の読書活動優秀実践団体」として文部科学大臣表彰を受賞した。5月26日に代表の冨永ナル子さん、松島かずみさんが市役所を訪れ、細川恵教育長へ受賞の喜びを報告した。
文科省では子どもの読書活動推進を目的に、特色のある優れた活動に対し大臣表彰を行っている。今年度は全国で249の学校や園、図書館、団体・個人が受賞した。
同団体は2002年に発足。布えほんづくりの講習会に参加した冨永さんが、受講仲間と制作を続ける中で「直接お話を子どもたちに届けたい」と考え、読み聞かせを始めたことが始まりだったという。やがて多くの仲間が集まり、布えほんやおもちゃ、エプロンシアターなどを使ったふれあい活動を行う現在の形へと発展。市内の小学校や児童クラブ、公民館などを訪問し、子どもたちに物語の世界と手作りの温もりを伝えている。
また、同団体は09〜24年度の長きにわたり、相模原市立図書館が障害者団体に貸し出す布えほんの制作に尽力。25年度からは、制作した布えほんの補修を手がけている。長年の地域貢献と読書活動推進への功績が、今回の受賞へとつながった。
報告を受けた細川教育長は、長年の活動に感謝を述べた上で「ICT教育が進む今だからこそ価値がある取り組み。これからもご尽力いただきたい」と期待を寄せた。
ふれあいを大切に
同会の会員たちが一針一針縫い上げた布えほんは、物語に合わせてパーツを動かしたり、触ったりして五感で楽しめる仕掛けが満載。松島さんは「活動で大切にしているのは、私たちも含めた『ふれあい』。作っておしまいではなく、布えほんはあくまでコミュニケーションの媒体。一緒にさわって、遊んで、それが親子の会話につながれば」と思いを語る。
同会は現在20人で活動。制作や読み聞かせなど、メンバーの希望や技術に合わせて役割を分担している。冨永さんは「子どもたちが素直に反応して楽しんでくれるのが一番うれしい。これからもいろいろなところへ行ってお話の楽しさを伝えたい」と、今後の歩みに向けて笑顔を見せた。
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