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さがみはら中央区 経済

公開日:2023.11.09

景気回復進むも人手不足
商議所の調査結果

 相模原商工会議所はこのほど、7-9月期の景気観測調査の結果を発表した。全般的に景況の回復は進んできているが、人手不足の課題が残るという。製造業は円高によるコスト上昇の影響でやや悪化した。

 7-9月期の総合業況DIはマイナス16で前期(4-6月期)よりも4ポイント改善した。来期(10-12月期)の見通しはマイナス11で引き続き改善の見込み。特に飲食業・サービス業が前期から13ポイント上昇のマイナス11で全体を押し上げる形で大幅に改善した。

 一方で製造業、建設業、小売業・卸売業は悪化の傾向を見せた。製造業はマイナス22で前期よりも5ポイント悪化。建設業も小売業・卸売業もマイナス19でどちらも1ポイント悪化した。

 結果の分析によると、円安によるコスト上昇の影響は全産業で大きく、一部の企業で投資を先延ばしする動きが出ているほか、人手不足が受注増の足かせになっている企業があるという。

 同調査は7月1日から9月30日にかけて実施し、667件の回答があった(回答率18%)。

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